借入金は電通との間で「基本的な合意」に至っているという。電通は五輪招致事業の最大の委託先で、都・招致委と結んだ契約は計67億円にのぼる。20年五輪への都の再挑戦は未定で、招致委が継続して収入を得られるかははっきりしていない。武市敬・招致委事務次長は「スポーツの普及啓発を通じて賛同金などを集める努力をする」と述べた。
報告書によると、最終的な招致活動経費は約149億円。うち招致活動への直接の経費は65億円、五輪招致の機運を盛り上げるための「ムーブメント推進経費」が84億円を占めた。【鮎川耕史、江畑佳明】
【関連ニュース】
IOC:南京で14年夏季ユース五輪 総会で決まる
09年広告費:ネット、新聞上回る 全体では11%減
20年五輪:広島市、単独招致の可能性 長崎市は「無理」
20年五輪:JOC、広島・長崎共催拒否 世論支持を懸念
20年五輪:「広島、長崎共催は推薦できない」JOC会長
・ 成田空港団結小屋訴訟 土地の明け渡しを命ずる 千葉地裁(産経新聞)
・ 「天皇陛下の公的行為」政府見解の全文(読売新聞)
・ 「幹事長として選挙に勝つ」=民主・小沢氏、続投の意向強調(時事通信)
・ 朝鮮学校の無償化「結論出てない」首相が修正(読売新聞)
・ <著者インタビュー>鬼塚忠:「本当に幸せな家族なんていない。だから家族を描きたかった」 小説「カルテット!」(毎日新聞)